11/12(土)&11/13(日)、瀬戸市内の赤津・品野・水野3か所のエリアで、窯元が工房を開放する「ゆるり秋の窯めぐり」が開催されます。この日は、窯元さんの工房が見学できたり、直接、うつわの購入ができたりします。窯元によっては、この日だけは、瀬戸で“ペケ品”と呼ばれる、ちょっと傷があったりするものを安く購入できたりすることも。せともの祭よりも、知る人ぞ知る、というイベントです!尾張瀬戸駅からはすべて4、5キロほど離れているため、バスやタクシーでの移動がおすすめです。窯めぐりの日限定で、尾張瀬戸駅からはバスが30分ごとに無料で発車しているので、ぜひご利用くださいね。(時刻表はこちら)1日でめぐれる範囲で、おすすめをご案内させていただきます。最初に訪れたい、赤津エリア瀬戸市内で、やきもの関係者の密集度がもっとも高いエリアです。どこをみても、やきものの“何か”が目に飛び込んでくるような、まさに窯の里です。窯元と窯元の距離が近く、散策するだけでとても楽しいです。中庭がとてもすてきな「作助」さん。「赤津窯の里めぐり」の発起人「喜多窯 霞仙」の加藤裕重さん。「Atelier bellevoile(アトリエ ベルヴォワル)」。ターコイズブルーのような碧釉・碧マット釉を使った作品、氷裂貫入という技法を使った作品をつくっていらっしゃいます。若い人からとても人気の窯元「翠窯」。代表作のカレー皿をはじめ、どれも使い勝手のよい器ばかりです。文香さんの絵付け作品も素敵で、ぜひとも訪れていただきたい窯元さんです!赤津の中心エリア「赤津焼会館」がある赤津町を離れると、田舎風景に早変わり。のどかで、のんびりしちゃいます。赤津は参加窯元が20店舗以上あり、赤津だけで1日過ごしちゃうほどです。「赤津窯の里めぐり」という名前でHPがあり、窯元さんの紹介がされているので、事前にチェックがおすすめです。品野エリアは、初試みの食コラボ品野エリアは、陶芸に限らず、ガラスや燻製など、10個の“工房”が参加されています。今年から、工房の敷地内で飲食店とのコラボもはじまったとのことなので、ごはんやおやつとともに楽しんでください! 「しなの工房めぐり」のInstagramをご参考くださいね。赤津のようにまとまって歩きやすい感じではないので、「道の駅 瀬戸しなの」を拠点に、ちょい頑張って歩いて、工房へ向かってくださいね。「眞窯」4代目で瀬戸染付の伝統工芸士、加藤真雪さん。この日は、サンプル品やデッドストックなどスペシャルな器も登場するようですよ。型の技術を生かしたオリジナル製品をつくる「M.M.yoshihashi」。今回も、人気イベント石膏を掘って、宝探しする「THE TREASURE HUNTER」ができるようです。SNSで大きな話題になっている “小鳥”さんも販売されるそうなので、ほしい方はこの機会にどうぞ!水野エリアでおすすめは椿窯水野は、おそらくいちばんのどかなエリアです。こちらは4つの工房が参加されています。注目は「椿窯」。大人のモードスタイルを提案する「UN3D.(アンスリード)」の人気デザイナー萩原桃子さんと、なんとも色が美しい器をつくられていたので、女性陣でめちゃくちゃ気になっている方もいるのではないでしょうか。そちらの器はないかもしれないですが、いつもスタイリッシュで使いやすい器を作られているので、ぜひ訪れてみてください。紹介内容を考えたら、ついついものすごく頑張ってまわるような内容になってしまいました笑 これは朝から晩までみっちり回ってぐらいの内容です。赤津エリアだけでも、ついつい1日過ごしてしまいそうな感じですので、事前にチェックして、お出かけくださいね!