2021年5月、末広町商店街のちょっと先にオープンした「本・ひとしずく」さん。みなさんは、もう行かれましたか??

本を愛する、店主の田中 綾さんがはじめた本屋で、築100年ほどの古民家を改装され、小上がりとちゃぶ台のある、とっても居心地のよい空間です。

入口を入ってすぐの棚には、綾さんイチオシの本が、山積みではなく、1冊ずつ並んでいて、「こんな本があるんだ〜!」という、出会いの宝庫。魅力的な本があまりにも多すぎて、手にとっては確認し、手にとっては確認しで、時間が経つのを忘れしまう。

ここには、いわゆる“ふつう”の書店では、置いていない本が山盛り。その理由は、愛知県ではおそらく数軒しかない“独立系”といわれる本屋さんだから。

ふつうの本屋さんとの違いは、本屋さんが出版社から自分で選んだ本を仕入れていること。んんっ、当たり前では? と思われるかもしれないですが、実は多くの書店は、出版社と本屋さんの間にいる「取次」さんが、お店の立地や規模、販売実績によって、わりと自動的に本を送ってくれる仕組みになっているんですね。

けれど、ここ10年ぐらいで、ほんとうに好きな本を売りたい! という熱い想いの書店員さん。そして、そんな熱い書店員さんが求める、必要な数の本を送り、売ってもらいたい、という小さな出版社さんも現れ、個性の強い本屋さんが増えてきているのです。

「ひとしずく」さんに置かれている本は、綾さんが読んだ本、純粋に読みたい本、子どもに伝えたい本を基準に選ばれているとのこと。

個人的には、地域に関する本やリトルプレスに関する本があるのが、とってもウレシイ。新刊だけではなく、古本も扱い、新しいか古いか、ということは関係なく、売っているのも好きです。

綾さんには、わたしたちが出版社を立ち上げて、本をつくって、売るということで、本屋の流通の仕組みについて詳細に教えていただき、めちゃくちゃお世話になっています!

瀬戸というまちに小さな本屋と小さな出版社がつくる案内本ができ、本が好きなひとが、瀬戸に集まってくれるようになったら、と妄想する日々デス。

本・ひとしずく
営業日:金・土・日曜日、祝日
営業時間:10時〜16時30分
住所:愛知県瀬戸市陶生町24

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