秋ですネ。
先日、知人男性に「今度、地域の運動会があるから、取材にきてよ」といわれたので行ってみたら、想像をはるかに超えた規模で、たまげた。
何しろプログラムをみると、「トラック競争」参加者は小学生800人、ゴムひもを飛んだりくぐったりする「親子で仲良くアップ・ダウン」は、650組1,300人、「綱引き」は一般男女1,300人(男250×2、女200×4)などなど千人超え種目が乱立。なんと合計1万人! もの住民が参加したそう。

この「效範連区体育祭」は、町内会が集まる連合組織が毎年開催され、今年でもう63回目。子どもだけでなく、大人もガッツリ楽しむ体育祭で、盛り上がりの最高潮を迎えるのは、なんといっても町内対抗戦リレー。午前に予選、午後に決勝が行われる。ガチンコ勝負ゆえ、大人男性の中に女性や子どもが混じっていても、このご時世にまったく容赦せず! そこがすばらしい。

それとは別に、心の底から感心したことは、すべてが「滞りなく」進行していくこと。知人によれば、競技で必要な用具は、経験豊富な高齢の大センパイがひとりで進行を見ながら、「キミはこれをあっちに」「それをそっちに」などと指示する。さらに肝の入場門は、千人単位の参加者をどうさばくかというと、入場門の後ろに9本のチェーンを伸ばし、あらかじめ準備した指示書通りに並んでもらい、運動場へ。そのままの列でスタートを切る。
ちなみにカオスになりがちな小学生部門の場合は、町のコワ〜イおじちゃんが拡声器で「並んで、並んで! 何やっとる、前進めー」とバンバン声をかけ、説明がある場合は「6年生の子、手上げて!」としっかり顔をみて、「ええか、2列でゆっくり前へ進んでいくんだぞ。6年生が面倒見る! 6年生が頼りやで」ときっちり責任をとらせていて、感心してしまった。

運営本部には約50人のスタッフがいたが、パッと見はかなりのんびり。けれども、午前の部は11時55分、午後の部は14時25分に終了と、予定通り1分の狂いもない。これは、なんなのだ。すさまじい伝統芸を見てしまった!? う〜ん、すごすぎ。

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