今年1月にオープンし、地元の間でジワジワと噂が広まっている「スモークログハウス天佑」へ行ってきました!
尾張瀬戸駅からおよそ4km。窯元が多く集まり、山深い品野地区の一角。
ずいぶんとざっくりと区切られた土地の一角に、想像をはるかにこえて、大きなログハウスがお出ましする。車どこおけばいいかな!? と迷いつつ、店の前に置いて。OPENの看板がかかった扉を開き、中へ入ってみると、事務所がある。
あれっ商品はどこ!? と思って、辺りを見回すと、夏と海と音楽が好きそうな(妄想)店長の星山定太さんが現れ、カゴに商品を並べて、持ってきてくれました。そういうスタイルだそうです。

販売している商品は、「燻星人」という、なんとも魅惑のブランド名の燻しベーコン&燻しソーセージ2種類のみ。三河ポーク、塩、こしょうのみでつくっています。その日は、燻しベーコンを買って、ますきちにいた友人とみんなで食べてみたら、これがめっっっちゃうまい。
パッケージを開けた瞬間から、スモークされた香りが解き放たれて、口に入れると、ふわ〜〜っと広がる。いつまでも口の中に入れておきたくなる。噛めば噛むほど味が出て、ひと口が濃厚!  ワイン、ウィスキーなどで、ちびちびやるのに最高すぎる。

後日、これはいろいろもっと知りたいと、「ラジオサンキュー」のパーソナリティを・美咲ちゃんと一緒に訪れ、どんなこだわりがあるのかと、店長の星山定太さんに、あれこれ質問させていただきましたヨ。ただすべての質問の返答が非常に小出しで、我々、なんかモヤッとしながら帰ってきました(笑)。きっと燻製のように、少しずつじっくり味を知りたくなる、お方だと思います。では、どうぞ。

ほや子:工房というより、工場くらいの規模の建物で驚きました! なぜ、瀬戸でオープンされたんですか?
星山さん:生まれが名古屋で、名古屋の周辺でいいところあればいいな〜と。でも、物件探しが難しくて、燻製をつくるときに火も使うから、「ちょっとねえ」と言われたり。じゃあ、思い切って建てようかなと思って、ログハウス工務店の「ログラフ」さんに、見積もり聞きたいんですけど、と入ったら、たまたまそこの社長がみえて。相談したら、建てて貸すよ、って(笑)。僕も本当かな〜と思いながら。

美咲ちゃん:え〜と、どういうことですか?!
星山さん:そのままです(笑)。あちらがここの土地を持っていて、建てたら、使う? と聞かれて、じゃあ、はいっていう流れで。会社じゃなくて、社長さんの資産でつくってもらったんです。煙も出すので、住宅街ではできないなと思ったのと、人混みが多いところではやりたくなかった。ここは開けてますし、眺めもよかったので、いいなあと。

美咲ちゃん:もともとお知り合いだったんですか?
星山さん:飛び込みですね。話的にもおもしろいし、まあ、いいんじゃない?って。社長さんはもともと瀬戸で、今は長野の方に移り住んで、ログハウス建てるお仕事されています。

ほや子:それにしても、建物、大きくないですか?

星山さん:自分もここまで大きくなるとは思っていませんでしたね。この大きさと、半分、社長の趣味的なもので建てたということで、建てるのに2年近くかかりましたね。僕はいつできるかな〜?って、待っていました。

美咲ちゃん:不思議なご縁! このログハウスの設計はお任せということですか?

星山さん:自分で絵を描いて、これぐらいの寸法でというのは渡しました。それよりひとまわり大きかったですし、隣にもひと部屋追加でできていますね。

ほや子:ほー。いろいろ聞きたいことはありますが、別の質問を。なぜ燻製屋をはじめたのでしょうか?

星山さん:県外に、自分が燻製屋をはじめるきっかけになったお店があるんですけど、そこの燻製を食べて、おいしいなあと思ったんです。その前は、まったく畑違いの建物と配管を設計するお仕事をしていて、まったく食にも興味がなかったんですけど、これおいしいなあと思って。お話に行ったら、教えてあげることできるよ、といわれたので、じゃあっていうことで、行きました。仕事を辞めて。

美咲ちゃん:仕事を辞めて! それだけ衝撃的だったんですか?

星山さん:そうですね。すごく煙臭かったんですよ。一度食べたら、ふとした時にまた食べたいな、と。おいしいから、自分で作ってみたいなと。それに、大将が変わった人だったので。それが28歳か29歳のことでした。

仕事もいやじゃなかったですし。みんな仲よかったですし、安定していました。今思うと、もったいなかったなあと思いました。でも、やりたいなあ、と思っちゃった。

ほや子:仕事を辞めてからは、どうされたんですか?

星山さん:ある程度教えてもらったら、燻製を知る旅っていうほどでもないけど、気になるお店に話を聞きに行って。教えてあげるよ、と言ってもらえたら、また研修に行ったり。静岡、島根、福岡の計3軒ですかね。

ほや子:今までに食べたことがないほど、濃厚で特徴的な味でした! 原材料が豚肉と塩と胡椒だけなんですよね。

星山さん:そうですね。酸化防止剤も入れていないので、日にちが経つと、色あせちゃう。会社を辞めてから、食品衛生管理資格を取るために、3年間、工場に勤務していたんですけど、いろいろなものを入れているんですよ。これ、なんだろうと思う添加物がどさーっと入って、これは大丈夫なんだろうか? という思いがぬぐえなかった。豚肉は三河ポークを使っていて、どこで処理して、どこで作っているのかが明確なんです。

ほや子:窯もご自身でつくられたんですか?

星山さん:そうですね。Youtubeを見ながら、レンガを組み立ててつくりました。チップじゃなくて、楢と桜の丸太に火をつけて、スモークしています。丸太が手に入るところが少なくて、次は郡上に買いつけにいこうかと。作りかたは、窯で木を燃やしているだけ。6〜8時間と長時間ですね。一度火を焚いたら、温度調整があって、ずっと見る必要があるので、大変です。朝ドラの『スカーレット』で窯を焚く様子みながら「わかる、わかるー」って思いながら見ています(笑)。

ほや子:燻しベーコンと燻しソーセージの味わい方を教えてください!

星山さん:ベーコンは脂のおいしさを知ってほしいですね。バラ肉なので、脂が多い。そのままでも食べられますが、ちょっと繊維が残るので、炙ったほうがおいしいです。生ハムと一般の市販のベーコンの間ぐらいの味わいですね。スライスしたものを常温で置きっ放しにして10分で食べると、生ハム感覚で食べられるかな。分厚くきって、ポトフに使ったり、薄く切って、スープのあとのせ、ラーメンのチャーシュー代わりにもいいですね。お酒に合わせるなら、ワインなのかな。ソーセージは、セミドライソーセージという分類で、

そのまま食べるのが一番おいしいと思います。熱を通すなら、茹でるより焼いた方が向いてます。

さて、いかがでしたでしょうか。

まだまだ味わい切れていない星山さんの魅力。噛めば噛むほど味が出る、小出しにおもしろさが出るお方かと思われますので、何度も訪れて、燻製とともにちょっとずつ味わってください!

 

スモークログハウス天佑
住所:愛知県瀬戸市中品野町206-2
電話:080-1595-3677
営業時間:13時〜17時
燻しベーコン:1g9円/燻しソーセージ(90g):2本入り450円

Instagram: tenyuu_kunseijin

※ナビで、たんぽぽ陶寿荘さんを設定すると、向かう途中に小さな看板が見えてきます。中心市街地から向かうと、ファミリーマートちょっと奥、Bakeshop&CAFÉ mittenさん手前の小道を右へと曲がり、看板に従って進むと、辿りつきます。ものすごく見落としやすいので、注意深く走ってください〜!!

 

 

 

 

 

 

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