4/20(土)・4/21(日)に、やきものの町・愛知県瀬戸市のものづくりを楽しめる「Land of Pottery -瀬戸体感陶器市-」が開催されます! 市内のやきもの関係者の若手が有志で集まって運営する、今年で第3回を迎える陶器市です。一体どんな陶器市なのか、委員長の「眞窯」加藤真雪さん、副委員長の陶芸家・樽田裕史さん、そして、陶磁器の商社「アイトー」代表の疇地顕正さんにお話をお伺いしました!「Land of Pottery -瀬戸体感陶器市-」がどんなイベントか教えてください!加藤真雪(以下・加藤)さん:Land of potteryは直訳すると、やきもの土地という意味です。副題で「-瀬戸体感陶器市-」と入れていて、つくってる人だけではなくて、問屋や商社さんのようにつないでいる人であったり、道具屋さん、原料屋さん、そういう人たちが出店することで、瀬戸全体のやきもの産業の周辺を含めた、空気感みたいなものを体感してもらいたいな、という想いではじまりました。疇地顕正さん:ものだけだったら、東京でも、大阪でも、全国いろんなところで販売できるますよね。でも、産地というのは、そこに行くしかない。このイベントでは、瀬戸がやきもののの町なんだなということが、バックグラウンドも踏まえて伝えられたら、おもしろいんじゃないかなと思っています。出展者としても、ほかの販売イベントよりも、瀬戸の産地としての魅力みたいなものを伝えたい、という想いが強いです。樽田裕史さん(以下樽田):物だけじゃなくて、ものづくりの中身や関係する人を知ってもらって、ファンになってもらいたいですね。発信も色々して、海外から瀬戸に来てほしい。普段、自分の工房を開放している訳ではないんですが、長く瀬戸にいるので、最近はそういう気持ちになってきました!「眞窯」のダミ筆と使った絵付け体験の様子。「梶田絵具店」の膨大な数の色見本展示。陶芸に欠かせない道具が揃う「村上金物店」のブース。今年の見どころは? 樽田:毎回一緒にならないように、ウンウン考えています(笑)。今回は「日本伝統産業観光局」局長の牧幸佑さんと「シークレット鉱山ツアー in せと」という鉱山見学ツアーも企画しています。※予約制ですでに満員御礼!やきものにとっては、やっぱり土がいちばん大事なので、僕の中ではそこを見てもらいたいな、というのは特にあります。樽田:あとは、トークイベント。これまでは、ゲストを呼んでいたんですけれども、出展者さんに話してもらいます。加藤:放送室から校内放送するので、校舎内にいるみなさん全員に聞こえます笑過去のトークイベントの様子。左からラジオパーソナリティの高橋ひろこさん、「little flower coffee」の本田順也さん、樽田裕史さん開催前に、実行委員と出展者みんなでお掃除。こちらが会場の校舎です。樽田:今年からせともの土産店「ヒトツチ」さんが、今回は出展してくれて、瀬戸の町案内もしてくれる予定です。もともと、ここの会場だけじゃなくて、瀬戸の町を歩いてほしい、という想いがあるので、嬉しいです。今年から実行委員メンバーになった「ヒトツチ」の南慎太郎が、案内マップを広げてシミュレーションする様子(笑)加藤:イベント当日には「せと陶祖まつり」が開催されています。会場がわりと尾張瀬戸駅前なので、「Land of Pottery」の会場に向かうまでに、中心市街地の商店街なども回ってもらい、瀬戸全体を楽しんでほしいですね。出展者のご紹介およそ30組の出展者さんたちが登場します。出展者さんの紹介はInstagaramでしていますので、こちらからどうぞ!今年の開催は、校舎の教室を使って行われるとのことで、出展者さんたちがどんなふうに教室を使って展示販売するのか、とても楽しみです。飲食店も7組登場予定デス。お昼ごはんにお弁当や瀬戸のグルメ、スイーツやコーヒーもいろいろ楽しめますよ。ぜひ足を運んでみてくださいね。イベント情報Land of Pottery -瀬戸体感陶器市-開催日時:2024年4月20日(土)&4月21日(日)10:00〜16:00会場:旧瀬戸市立深川小学校(〒489-0074 愛知県瀬戸市宮脇町53)アクセス:尾張瀬戸駅より徒歩で約10分駐車場:会場には駐車場がありません。近隣の公共駐車場をお使いくださいませ。※「瀬戸蔵」、尾張瀬戸駅前の「パルティせと」の駐車場など