2022年、約250年続く手仕事の窯元「瀬戸本業窯」が、瀬戸のものづくりを伝えたい、と誕生した「瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム[瀬戸民藝館]」が1周年を迎えました。おめでとうございます!それを機に、8代後継・水野雄介さんが温めてきた企画、民藝のこれまでを学び、これからを考える会「民藝ひとまわり」が発足されました。民藝ひとまわりとは?手仕事だったものづくりが、大量生産へ。大量生産のものが売れない時代へ。そのなかで、葛藤しながらものづくりをしているひとがたくさんいると思います。民藝運動の父・柳宗悦は、失われて行く日本各地の「手仕事」の文化を案じ、近代化=西洋化に警鐘を鳴らしました。そして、物質的な豊かさだけでなく、より良い生活とは何かを民藝運動を通して追求していきました。何を大事にして、どう生きていくのか? 「民藝」の考え方をヒントに、これからのものづくりを考えたいと「民藝ひとまわり」という会を発足しました。つくるひと、伝えるひと、使う人、みんなで価値観を共有していけるような場になったらいいなと考えています。【運営メンバー】水野雄介愛知県瀬戸市生まれ。約250年続く手仕事の窯元「瀬戸本業窯」8代後継。2022年5月「瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム[瀬戸民藝館]開館。朝倉圭一岐阜県高山市生まれ。2016年 高山市内に築150年の古民家を移築再生し、工藝店「やわい屋」開業。飛騨民藝協会理事・雑誌「民藝」編集・委員愛知県芸術大学・非常勤講師。南慎太郎1994年、愛知県瀬戸市生まれ。北海道大学卒業後、2018年に築140年の古民家を改装し「ゲストハウスますきち(現・ますきち)」をオープン。2023年、商店街に瀬戸を伝える土産店「ヒトツチ」オープン。8/20(日)、3人でトークイベント開催第1回は「これからを生きるために大切なものとは?」をテーマに、同じ価値観を共有できるひとが増えると信じ、スタートを切ります。登り窯を眺めながら、お話する予定です。【イベントスケジュール】10時 瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム[瀬戸民藝館]案内11時 朝倉圭一による民藝解説「今、知りたい民藝」11時半 3人のクロストーク13時 終了【イベント概要】民藝のこれまでを学び、これからを考える会「民藝ひとまわり」発足記念トークイベント8/20(日)時間:10時~13時(9時45分受付開始)場所:瀬戸・ものづくりと暮らしのミュージアム[瀬戸民藝館](愛知県瀬戸市東洞町17)参加費:1,500円申し込み:info@setomingeikan-museum.jp※お名前、電話番号、参加理由(よかったら教えてください)を書き、お申し込みください。3人のトークでは、民藝ってなに? というお話から、生きるために必要なものってなんだろう? など、ざっくばらんにお話させていただく予定です。ほや子も参加予定です。ご参加お待ちしております!