10/30(火)と10/31(水)、瀬戸のものづくりの現場を見せる「Seto Open Factory」が開催され、2日間みっちりと取材しました!
近頃、全国各地の産地で、オープンファクトリーは人気ですネ。工房や地域に新しいファンが増えたり、ものづくりのすごさを伝える貴重な機会。「なんでもやきものでつくってやるゼ」という職人魂の強い瀬戸では、伝えたいことが爆発しそうで、どこから手をつけていいのか大変そう(笑)。

瀬戸では、春と秋に工房を公開する窯めぐりの(今秋は11/10・11/11)イベントが各地であるので、今回で2回目の開催となる「Seto Open Factory」では区別をつけ、ちょいクローズな形で、東京、大阪、名古屋などのバイヤーさんをお呼びして開催しているそうな。運営メンバーは、窯元、うつわの原型をつくる型屋さん、問屋など10社2名の有志のみなさん。2日間かけて工房をめぐったり、リピーターの方には、山奥にあるかなりディープな窯跡案内などもあり、内容モリモリ。

ひとりで全部は回り切れなかったので完全なる独断で、めぐらせていただきましたヨ。今回のメンバーのなかで、前からずっと訪れてみたいと思っていた窯元が、わたしと同世代の陶芸家・加藤真雪さんが4代目を継ぐ、1919年創業の「染付窯屋 眞窯」さん。山深い品野エリアにある窯元さんで、真っ白な磁器のうつわに藍一色で青の濃淡を表現される瀬戸染付焼がお得意。太く大きな筆で、顔料の“呉須”をスポイトのように流し出し、うつわの表面に絵を描く。この日は真雪さんが案内を担当し、笑顔がとってもチャーミングなママが実際に絵を描いてくださった。

まずはハンコのようなものでうつわに模様を押して、その上から手づくりの細い筆で線を描いていく。その線の中に大きな筆で水滴のような呉須をぽたっと垂らすと、枠からはみ出さず、ぴたりとまる。それが技術なのだが一緒に訪れた人も「なんで、なんで??」と声があがっていた。お隣にはギャラリーもあり、11/23(金・祝)には焼き菓子と喫茶「mitten」もできるそうですよ♪

ほかにも、座長を務められた椿窯さん、お寿司屋さんにある魚へんの感じがみっちりと湯のみの型などをつくったりする型屋のエム・エム・ヨシハシさん、日本屈指の規模を誇る問屋のアイトーさん、ツクリテをサポートする施設の「セトツクリテセンター」が会場になっていた加藤徳美さんやatelier jucaの村井大介さんにおじゃまさせていただいた。
できごとがいっぱいありすぎて濃すぎたので、続編でのんびり書いていきますネ。

 

【メンバーのみなさん】
椿窯/夢工房 柴田隆製陶所/エム・エム・ヨシハシ三峰園窯/生宝陶苑/双寿園製陶所染付窯屋 眞窯水義製陶所アイトー加藤徳美atelier juca

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