1000年以上続くやきものの産地、瀬戸。
なんでもつくってやるゼ精神あふれるこの町にいると、ときどき、先人たちによる、ぶっとんだお話を聞く。その代表格ともいえるひとつに“せとでん”がある。
“せとでん”の歴史を振り返ると、かなりおもしろくて、そのはじまりは明治38(1905)年。すでに運行が始まり、110年以上も経っている。全国的にみても、10本の指に入るほど、早くに誕生した私鉄だ。初車両は実はおフランス製。なぜ、そんなに早く生まれたかといえば、当時、やきものが売れまくっていた窯屋さんたちが、せとものを運びたかったから。

日本が初めて出展したウィーン万博に瀬戸の陶工たちも出展した。それがきっかけで、世界から注文を受けるようになり、馬や人力でせとものを運んでいては、到底間に合わない。そこで、窯屋さんたちが鉄道をつくるぞー!! と意気込んだ(おそらく)。詳しい歴史については私がガッチリと書いた記事があるので、コチラからどうぞ。

“せとでん”は調べれば、調べるほど、か〜なり奥深い。
今でこそ、小幡駅から大森・金城学院前駅付近を高架化しようとしているけれど、戦前は地べたをはって、荷物や人をちょこちょこ載せたりする路面電車のような感じだったそう。今でも、尾張瀬戸駅から瀬戸市役所前までの線路沿いは、住宅街をぬうように、くねくねとした道を通る。
そこに“せとでん”の原点が見えてくる。線路沿いをじっくり歩いていると、線路下をくぐれる(!)場所なんかもあって、なかなか衝撃なので、ぜひお散歩してみてくださいネ。

関連記事

7/18(木)OPEN! aime le pain

クロガネモチノキvol.5

七○ COFFEE ROASTER

清水温泉

陶芸家、水野智路さん

瀬戸のニッチな本