9/7(土)、瀬戸でアートのニューウェーブをつくっている「Art Space & Cafe Barrack」の美術家・古畑大気くん、近藤佳那子さんが企画する「瀬戸現代美術展2019」がはじまりましたよ〜!

この美術展には、瀬戸で活動している、もしくは、瀬戸に何かしらのご縁がある28名の作家が、「変化と持続」をテーマに作品を発表している。訪れる前は、本気の美術好きの人を中心に楽しめるような空間なのかな? と想像していたけれど、私のように、アートに詳しくない人間も、すごく、すご〜く楽しめました!

まず、場所に魅力がある。
会場は日本で唯一の国立陶磁器試験所であった、旧産業技術総合研究所 中部センター、通称「瀬戸サイト」。瀬戸といえば、1000年以上も続くやきものの産地であり、そのことを象徴するような場所なのです。ちなみに、簡単に位置を説明すると、尾張瀬戸駅から見える「アピタ瀬戸店」をめざして歩き、三菱UFJ銀行の角をまがり、まっすぐ。地元のみなさんは、よく買い物に行かれるかと。

訪れてみると、敷地内が緑に囲まれた校舎のような感じで、なんだか懐かしい感じ。入ってすぐの建物には1階から3階まで、お部屋ごとにそれぞれの作家さんたちの作品が展示され、規模が想像以上に巨大! しかも、どの部屋も、鑑賞者と作品を隔てるものがなく、仰々しくなくて、近くに感じられるので、とってもいい。会場で「喫茶 N I S S I N」の4代目・梨歌ちゃんに会ったので、一緒にまわって、何を表現しているのかを妄想しながら楽しんだ。近所に出展作家さんがたくさんいるので、正解をあとで聞くのだ!

ふたりともファンになったのは、真塩かおりさんの作品。
まっしろくて、そよそよと風が吹く、気持ちのいい部屋に、わたしたちの妄想によると、本が並んでいると思われる絵が展示されていた。その奥にも小部屋があり、白熱電球のあかりに照らされる中に絵が並んでいた。そこはなんだか、とっても温かい空間。作品名は「The Hottest and the Coldest」だった。
初日の夜、オープニングパーティが行われ、かおりさんがいらっしゃったので、ただのファンと化して「あの絵は何を表現されているんですか??」とふたりで質問してみると、意表をつく「トタン」だった。暑い日も、寒い日も、じっーと耐えて、変化してきたトタンの壁。意識して瀬戸の街を歩いてみると、確かにあちこちにトタンでできた建物の風景がある。

まだまだ紹介したい方が多すぎて、ちっとも紹介しきれないのだけれど、後藤あこさんによる瀬戸の土を使った巨大な顔の作品や、「ニュースペーパーズ」さんの台車で何かを運ぶ人が、ふしぎな歩き方で延々とぐるぐるものを運ぶ様子も、おもしろかったな。
『美術手帖』の表紙を飾る画家の安藤正子さんが初の陶板制作に挑戦されていたり、「あいちトリエンナーレ」のメイン会場のひとつ「愛知芸術文化センター」でも作品を発表されている、文谷有佳里さんの作品も展示されていた。こんなにすてきなみなさんに参加していただける、近藤さん、古畑くんすごいゼ。

もちろん、いつも仲良くしてもらっている「タネリスタジオ」のメンバーもありますヨ!
今週末はいよいよ「ますきち」でも「ART CHECK-IN」が始まるので、お楽しみに^^

 

【INFOMATION】

瀬戸現代美術展2019

■会期
2019年9月7日(土)~10月14日(月・祝)
11:00~17:00
休館日:火曜・水曜

■アーティストトーク
9月29日(日)15:00~

■参加作家
安藤正子/阿野太一/磯部由香子/井出創太郎/植松ゆりか/城戸保/小杉滋樹 /後藤あこ /近藤佳那子 /栗木義夫 /栗木清美 /栗本百合子 /瀬川麻衣子 /設楽知昭 /設楽陸 /鈴木一太郎 /鈴木優作 /鷹野健 /塚本南波 /永田圭/ニュースペーパーズ/箱山朋実 /葉栗里 /文谷有佳里 /花木彰太 /古畑大気/真塩かおり/横野明日香

■会場
旧産業技術総合研究所中部センター瀬戸サイト
〒489-0884愛知県瀬戸市西茨町110
主催:瀬戸現代美術展2019Barrack実行委員会
企画:Art Space & Cafe Barrack
共催:瀬戸市
助成:(公財)瀬戸信用金庫地域振興協力基金
協力:瀬戸市新世紀工芸館、小山登美夫ギャラリー、栗本百合子アーカイブ
後援:名古屋鉄道株式会社

お問合せ:setogendaibijutsu2019@gmail.com 080-8268-1992
(代表・近藤 / Art Space & Cafe Barrack)

 

 

 

 

 

 

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