2023年5月OPENをめざし、「せと末広町商店街」にとっておきのエンタメスポット「サマチャン」ができる。 お店を開くのは、「サマチャン」のお隣で、ヴィーガン居酒屋「様時(サマタイム)」を開く、店主・てっちゃんとさとみん。 「ちょっと着飾って、ビリヤードなんかしながら気軽に飲める場所をつくりたい!」と、若い子から大人まで、とことん遊べる空間をつくる。話を聞くと、「様時」と中でつながる予定。「サマチャン」では、ダーツやビリヤード、パブリックビューイングが楽しめて、DJブースもあって、夜遊びにもってこい。ふりかえれば、「様時」がオープンしたのは、2018年11月のこと。瀬戸はやきものの街として、職人たちが力をつけるための食材として、肉をよく食べてきた。周辺に肉屋がひしめくなか、ふたりは肉や魚、乳製品などを提供しない“ヴィーガン”料理で勝負する、という攻めの姿勢を繰り広げてきた。 地元の人から「肉がなくて、大丈夫なのか!?」そもそも、人は来るのかと心配されながらも、瀬戸はおもしろいんだから、「ないならつくる」と信念を貫き、名古屋はもちろん、県外や海外からも、お客さんを集めてきた。「ますきち –宿泊・喫茶・土産・案内-」に宿泊するお客さんも、かなりの高確率で訪れる。 さらに、地元の20代の若い女の子がたくさんアルバイトで働き、お店へ行くと、いつもキャッキャと楽しそうにしていて、瀬戸でこれだけ若い子を集められるなんて、本当にすごいなあ! と感心する。てっちゃんがやりたいことの軸には、「人を楽しませたい」という想いがある。(詳しくは、『MEETS ME』さんの記事がおもしろいので、ぜひ読んでみてください!)これまで「様時」では、飲食店としての営業の中で、ど派手な夏祭りや音楽イベントなど、超ハイクオリティなパーティ企画を繰り広げてきた。それが「サマチャン」では、日常的に大人がワクワク楽しめるパーティ会場になる。カフェバーとしての顔もあり、看板メニューには、某有名ハンバーガー屋さんの人気商品にそっくりな「ビッグサマック」が登場。パティは、2種類の大豆ミートをブレンドでお肉を使わないハンバーガーを実現。料理担当のさとみんの力作で、どんなお味に仕上がるのかとても楽しみ。 商店街にこんな遊び場ができるなんて、すごすぎる。意識の高くない、ごくごくふつうの若い子たちが、かっこいいから、と遊びに行ける場所になりそうな予感です。個人的には、瀬戸のレトロな街並みが大好きなので、それが1軒でも残って、とてもうれしい限り。 ふたりは、現在、クラファンにも挑戦中です。お返しに、「サマチャン」のちょっとお得なチケットなども用意されているので、よかったら応援してあげてくださいネ。