今年は、愛知県で国内最大規模の国際芸術祭のひとつ「あいち2022」が開催されます。会場は愛知芸術文化センターのほか、一宮市、常滑市、名古屋市の有松地区のまちなかが中心。そんななか、「あいち2022」の特別連携企画として、瀬戸市でもアート・ご飯・音楽が楽しめる祭典「瀬戸現代美術展2022」(クラウドファンディングにも挑戦中)が開催されます! 期間は9月17日(土)から10月23日(日)です。運営しているのは、せと末広町商店街すぐにある「Art Space & Cafe Barrack」のペインターの近藤佳那子さんと古畑大気くん。3年前にも「瀬戸現代美術展2019」が開催されていて、すばらしかった。アピタ近くにある、日本で唯一の国立陶磁器試験所として使われていた、学校のような建物で、28組のアーティストが参加し、作品を発表していました。Barrackのふたりがつくり出す空間は、ここちよく、いつまでもいたくなる。作品:安藤正子作品:植松ゆりか作品:後藤あこ「瀬戸現代美術展2022」の会場は、菱野団地。今回の会場は、建築家の黒川紀章が設計した菱野団地。1970年に入居が開始され、現在、1万人以上が暮らしています。尾張瀬戸駅からは2キロ以上離れて位置し、山頂をぽっかりと切り取って、切り離された浮遊したようなエリアとなります。実はわたしも菱野団地出身。けれども、あまりにも近すぎて踏み込んでいませんでした。最近では高齢化が進んだり、小さい頃に遊んでいた商店街もどんどんお店が減り、寂れていっているなあ。そんなふうに感じていた菱野団地という場が、一体どうなるのか。空きテナントやビルの部屋、廃園した幼稚園などを周遊する形で、展示される予定とのことです。人が集まってほしいなあ……!期間中には、特別なイベントの開催もあるとのことで、アートだけではなく、ごはんも、音楽もたのしみたいです。◉会期中開催予定の特別なイベント◉10月2日(日)16:00~20:00 夜市・フリーライブ 菱野団地中央広場 10月9日(日)9:00~14:00 朝ごはんの会 菱野団地中央広場 10月23日(日)ライブ ※ライブチケット制。※事前予約有り。詳細はこれから。 最新情報は、こちらでどうぞ。瀬戸現代美術展2022会期: 2022年9月17日(土)~10月23日(日) 月火休み(祝日の場合は開催)時間:11時〜17時(最終受付は16時半)会場:菱野団地各所会場受付:菱野団地中央広場作家:安藤正子/井出創太郎/植松ゆりか/城戸保/小池喬/設楽陸/文谷有佳里など約20組観覧料:500円(国際芸術祭あいち2022のチケットをご提示で100円引き)この企画は、バラックのおふたりさんが大きな補助金もないなか、ものすごい意思の強さでがんばって、運営されています。よかったら、クラウドファンディングのほうも、応援してあげてくださいね!!!