地元のみなさま、速報です。今年は2年ぶりに瀬戸最大イベント「せともの祭」が開催されます! 日程は9/10(土)、9/11(日)の2日間。盛り上がっていきまッショイ!!!2022年6月24日に運営母体である、大せともの祭協賛会・瀬戸商工会議所に確認したところ、開催とお伝えしてよいとのことで、発表させていただきました。おめでとうございます!さてさて、地元のひとはみんな知ってる「せともの祭」ですが、一体どんなお祭りなのか? についてご紹介させていただきます。「せともの祭」とは、1932(昭和7)年から続く、毎年9月第2土日に開催されるお祭りのこと。日本最大級の陶器市といえばわかりやすいですが、実はもっと奥深いお祭りなのです。瀬戸が生んだ偉人・加藤民吉さんを讃えたもの。市外の方は民吉って誰!? と思われるかもしれないのですが、瀬戸の“磁祖”=磁器の祖先と呼ばれるお方で、瀬戸市民は小学生の頃にまるで日本中の誰もが知っているかのように、その存在を叩き込まれるのです。理由はかつて瀬戸市では陶器だけをつくっていました。ところが、江戸時代に真っ白で美しい磁器が大流行すると、瀬戸は窮地に。民吉さんは、磁器の製法を学ぶべく九州・有田へと旅立つ。そして、瀬戸市に戻って、磁器の製法を伝えると、瀬戸の磁器が飛躍的に発展し、“せともの”が全国区になっていったそうな。その功績から今も市内の窯神神社に祀られている。ちなみに、陶器と磁器の違いは原料の違い。陶器は土もの、磁器は石ものといわれるそうですヨ。「せともの祭」の会場は、名鉄瀬戸線の尾張瀬戸駅周辺。いわゆる昔ながらの旧市街です。まちの中心を流れる瀬戸川沿いに、ずらりと200店舗ほどの陶磁器店が並びます。電車を降りると、いつもはのんびりと東南アジア的なゆる〜い空気が流れているものの、せともの祭のときだけは、人口約13万人のまちにそれ以上の人がやってくるとあって、空気が変わる。また、普段会うことができない、窯元のみなさんや陶芸家さんが出店し、会うことができる大チャンス。この日が、年でいちばん多く会えるので、現在の瀬戸のやきものに出会いたい方は、ぜひ予定をあけておいてください。また、近づいてきたら、駐車場情報やめぐり方などもお知らせしていきますね! ますきちも何をやるか考えねば!【イベントinfo】日程:2022年9月10日(土)・11日(日)時間:10日9時〜18時、11日(日)9時〜17時Instagram:setomono.matsuri花火の打ち上げも予定中。