せともの祭が終わった。
今年の出店者数は「瀬戸陶磁器卸商業協同組合」によると、尾張瀬戸駅周辺で200店舗ほどの出店があり、窯元が多く集まる市内の赤津・品野地区で100店舗ほど。ここに加えて、数が把握仕切れていない個人の陶芸家や市内の各店舗でやきものの販売も。来場者数は「大せともの祭協賛会」の発表によれば、8日が16万人、9日12万人の合計28万人だった。ずっと瀬戸に住んでいる人たちから言わせれば、「昔は歩くのもやっとだったのに、全然、人がいなくなっちゃったね」ということなのだけれど、久しぶりに「せともの祭」に訪れて思ったのは、すごいな産地!

実をいうと「せともの祭」に参加したのは小学生以来久しぶり。当時は子どもすぎて、ただの大きなお祭りという認識しかなかったけれど、大人になって改めて訪れてみると、これだけの窯元の職人さん、陶芸家さんが一挙に集まるすごさを実感した。このお祭りの目玉は「せともの大廉売市」で、もともとは在庫整理的なB級品を持ってけ、どろぼー的な価格で販売していたことにあって、お茶碗ひとつが100円ぐらいから始まり、1,000円以下で山ほどある。

安さ爆発でそれはそれでおもしろいのだが、私が楽しみにしていたのは「若手作家ゾーン」。お得という訳ではなくて、瀬戸市で活動する若手の陶芸家さんや、陶芸やガラスの自由な創作活動を支援する「瀬戸市新世紀工芸館」の研修生などが作品を販売している。“せともの”は陶器も磁器もあり、技法もそれこそいくらでもあって、瀬戸でつくっていればいい、らしい。それゆえ、人によって作風はさまざまで、釉薬マニアといえるほど釉薬にハマっている方、瀬戸の土をとことん極める方、蛍手という手法を使って光が透ける美しいうつわを作っている方、伝統的な瀬戸染付焼の技法を受け継ぎながら北欧的な柄を描く方など、本当にいろいろな作家さんと出会うことができて楽しかった。※instagramでお写真を少しずつアップしていますヨ。

なお、「ますきち」には2日間で約400名の方にご来場いただき、「『ほやほや』読んでるよ!」と応援してくださる多くの方にも出会うことできて、かなり嬉しかったデス。たまに更新滞る時もあるかもですが、気長にお付き合いお願いします!

 

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