いよいよ今週末の9/9(土)・9/10(日)は、瀬戸がもっとも賑わうお祭りの日「第92 せともの祭」がやってきますね! このお祭は、陶器でのやきもの生産が主流だった瀬戸において、九州へ修行へ行き、磁器製造技術を飛躍的に上げた、磁祖・加藤民吉翁の遺徳をたたえる産業祭として、昭和7年にはじまりました。※民吉さんが何者かについて、詳しくは「喫茶NISSIN」のママのこちらの記事をどうぞ!毎年、数十万人の人出でにぎわい、全国でも最大の規模の陶器市といわれています。今年は瀬戸をはじめ、全国から約200店舗の出展者が出店予定デス。今年の会場地図を入手したら、アップしますね。駐車場は会場から1km程度歩きます!↑クリックいただくと、「せともの祭」公式が制作したgoogle mapの駐車場まとめが見られます。基本的には、会場中心部から1kmほど離れたエリアに点在している印象で、結構歩きます。旧深川小学校、窯神グラウンドあたりに停められたら、ラッキーかも!? ただし交通規制も多く、かなり混み合います。基本的には、名鉄瀬戸線の尾張瀬戸駅出て、目の前一帯が会場なので、電車がいちばんおすすめです!「パルティせと」の裏側は、瀬戸の窯元率高し!尾張瀬戸駅から瀬戸川沿いがメイン会場です。そのなかでも、いちばんいい場所が、駅横にある「パルティせと」の裏側エリアです。 ここは、基本的には、瀬戸市を中心に近隣の窯業関係者が集まっている「愛知県陶磁器工業協同組合(愛陶工)」、もしくは、瀬戸の卸問屋が集まる「瀬戸陶磁器卸商業協同組合」に加盟しているみなさんが出店できるエリアです。なので、「せともの」に出会える率が高めです。おすすめがたくさんあるのですが、一部ご紹介です!「S U I Y O」穴山大輔さん、文香さんが夫婦で立ち上げた、2023年に10周年を迎えた窯元。 美しく澄んだ色と音を持つ「翠」という文字に、定窯・汝窯(中国宋時代の御用窯)に並ぶような窯元を目標としています。定番のカレー皿と、文香さんが絵を描き、彫って型をつくる陽刻シリーズは、自宅でめちゃくちゃ重宝します。「双寿園」業務用食器を得意とする「双寿園」さんが提案する、オリジナルブランドの茶碗。耐久性に優れて、食器棚の場所を取らず、重ねやすいです。お値段もリーズナブルで、買って損なし!瀬戸川沿いは、瀬戸および全国の出店者瀬戸川沿いは、組合員以外の方が出店するエリアです。瀬戸の方でも、抽選によって場所が決まっているようです。よって、全国からやってきた様々な窯元さん、陶芸家さんが出店します。ここは、お目当てがあれば、あらかじめチェックして、訪れるのがおすすめです。個人的に注目は、型屋の技術生かした、楽しいコラボ商品がたくさんある「Yummy Life Design Store」 。昨年、X(旧Twitter)でバズりまくっていた陶器の鳥さん。一瞬で完売されていたので、今年こそはGETしたい! という方はぜひ訪れてくださいませ! ほかにも各地から出店されているので、お時間があれば、ゆっくり見ていくのも楽しいと思います。青の広場は“瀬戸染付”の作品をつくるみなさん注目は「眞窯」。1919年の品野で創業された、伝統的工芸品に指定される「瀬戸染付焼」をつくる窯屋です。どの作品も温かみがあって、品が良い。眞窯のみなさんの人物像そのままです。ツクリテセンターには「新世紀工芸館」研修生が登場今年は、ツクリテセンターにやきものとガラスの研修施設「瀬戸市新世紀工芸館」の研修生のみなさんが登場します! (※写真は以前「せと蔵」で開催されていたときのものです)“推し”候補の若手が見つかると思いますので、訪れることをおすすめします。なお、「新世紀工芸館」には、修了生の作品が展示されるので、こちらも注目です。今年は新店舗、続々オープンの「せと末広町商店街」へどうぞ!今年は、『ほやほや』編集部がある、瀬戸を伝える土産店「ヒトツチ」も、「せともの祭」初参戦です!!! Made in SETOのものが、ぎゅぎゅっと詰まった店舗ですので、一気見したい方はこちらへどうぞ。見どころなどのご案内もさせていただきますよ〜!お隣の「瀬戸くらし研究所」内の店舗には、「ヒトツチ」と同時にOPENした「ie coffee」。ネルドリップのコーヒーをお楽しみください^^同じく、「瀬戸くらし研究所」内のごはんとおつまみ「月につぶら」。つまみがうますぎて、エンドレスで食べ続けられます笑 お酒もたっぷり飲めますよ!ほかにも、末広町商店街には新旧たくさんの飲食店がたくさんあり、近くの観光施設「瀬戸蔵」前の芝生広場が無料休憩所にもなっています。商店街内にある広場では、「ギャラリー太陽」さんによる「作家モノヒロバ」が開催されています。練り込みで人気の陶芸家・佐藤愛子さんや佐藤正徳さん、 瀬戸の陶芸家・長江重和さんの助手をつとめ、独立されて豊田市で「座辺身辺」を営む陶芸家・片瀬和宏さんなど、個性豊かな作家さんも登場します。せともの祭のまわり方案内去年の記事ですが、めぐり方の参考として、貼り付けておきますね。変更点もありますので、詳細は各自の店舗さんのSNSなどを確認してくださいませ!それでは「せともの祭」で、お会いしましょう!!!