こんにちは! 春のお彼岸に合わせて、お寺で“折紙仙人”こと長江秀鶴さんのおりがみの個展を行います!祥雲寺で個展を開いていただきたいと思い、お願いしたところ、快くOKしてもらえました。期間は3月16日(土)から20日(水)の11時から16時です。 折紙仙人とは?「祥雲寺」のお檀家さんでおりがみ作家の方がいます。私たちお坊さんは、月命日にお檀家さんの家の仏壇でお参りをするのですが、長江さんの家にお参りに行った時に作品を見せていただきました。長江さんは、「にじの丘学園」でボランティアで子供たちに折紙を教えていたり、宿泊施設の「ますきち」の近くのカフェ「久米邸」さんで個展を開かれていたりと幅広く活動されています。(写真:名刺の自画像)“折紙仙人”という名前はお孫さんにつけてもらったらしいです。とっても優しくて、お話していて癒されます~。どんな作品?月参りで見せていただいた作品の一部を紹介させていただきます。主に「連鶴」の作品を制作されています。1枚の折り紙でたくさんの鶴を繋げちゃっています。長江さんによると連鶴の歴史は江戸時代からあるらしいです。伊勢桑名にある「長円寺」の当時の住職、佐藤義道が考案した『秘伝千羽鶴折形』という書物があり、2羽から97羽までの折り方が残されています。200年以上前の書物で世界最古の折紙の本です。昔からあるなんてびっくり! 日本文化、すごい!長江さんはこの書物を研究し、制作をしております。(写真:秘伝千羽鶴折形のページ)この図の通りに作ると97羽の鶴ができるらしいです。全く想像できませんが、こうなるらしいです!(写真:完成図)また、長江さんが考案した『絆』、『令和』や今年の干支『辰』の文字もあります。他にも、100枚の異なる色の紙を使った薔薇の作品も見せていただきました。ぜひ、遊びに来てください!瀬戸と言えば、焼き物です。でも焼き物だけじゃない。作り手のまち瀬戸。ちょっと個性的でいろんな作家さんがいます。ぜひ遊びに来てくださいね。長江さんは常にいるわけではありませんが、在廊してくださる予定です。質問などもぜひ!長江秀鶴 折紙個展期間:3月16日(土)〜20日(水)時間:11時〜16時場所:祥雲寺(〒480-1214 愛知県瀬戸市上品野町665)