「オハヨー精肉店」というお肉屋さんへよく行く。

ここは「ますきち」や「せと銀座通り商店街」からすぐ近くにあり、引き戸を開けると、50代と60代のご夫婦が出迎えてくれる。創業は1954(昭和29)年頃。町の商店というと、昔からの変わらぬ味がウリだったりするが、ここのおふたりは違う。新商品の開発に余念がない。訪れると「新しい商品を作ったから、食べてみる?」としょっちゅう言われ、この間は自家製タルタルソースをたっぷりかけた、甘だれソースあえの唐揚げだった。たまらなくビールがほしくなる味で激ウマだったのだが、納得するまで商品化しないのか、残念ながら定番化しなかった。

もちろん定番になった商品もあって、それが「テレビで見たのよ」とかで、つくり始めた厚焼き玉子を挟んだサンドイッチ。マヨネーズが優しく効いた無限に食べられる味わいなのだが、気になるのは見るたびに巨大化していること。「最近、大きくなってません?」と聞くと、なんでかなぁと首をかしげ「自然に、どんどん、ふくらんでいく」と教えてくれた。

常連になると、ときどきおまけがつくこともあり、知人3、4人と一緒にお店に訪れた時に「これからカレーをつくるんです」とかなんとか話をしていたときには、おばちゃんに「カレー玉」なるものをいただいた。丸くて茶色いものが密封された小袋で「何が入っているんですか?」と聞くと、「ええっと、なんだったかしら……」と悩みはじめ、とにかくこれをふつうのカレーのルーに入れると、“格段に”味がおいしくなるという情報を手に入れた。実際に市販のルーに入れて食べてみたら、どうやら香味野菜の出汁だとか、スパイスがいろいろ入っているようで、確かに本格的な味わいに!

いつもサービス精神旺盛で、前向きなおじちゃん、おばちゃん。また行きます。たぶん明日、明後日に。

なお、オハヨーさん以外にも尾張瀬戸駅近くにはやたらとお肉屋さんがあって、知っているだけで、歩いていける距離に6軒はある。まだ訪れきれていないお店もあるので、せっせと開拓中せねば。

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