このあいだ、友人とカスタードショップ「ウオコー」というお店へ行った。
尾張瀬戸駅から2キロほど離れた五位塚町というところにある。扉を開くと、店主の伊藤 守さん(72歳)が「いらっしゃいませお客様! いつもお世話になっております!!!」と全身をバネのように使って深々とお辞儀をして、出迎えてくださった。
ここは魚屋みたいな店名だけれど、プリン屋さん。店内はプリン工場みたいな感じで、机の上には所狭しとプリンが並び、その“隙間をぬって”喫茶店として利用することもできる。おすすめは愛知県名物のモーニング。ホットコーヒー380円を注文すると、食パンとプリンがついてくる。種類にもよるが、プリンはだいたいひとつ350円くらいはするので、一体どういった価格設定なのかは謎に包まれている。

モーニングで食べられるプリンの種類は伊藤さんに委ねられていて、この日は安定のおいしさを誇るカスタードプリンだった。食べていたら「お客様! せっかく来ていただいたので、これもどうぞ!!!」と、直径10cmを超えるぐらいの同じ味の巨大なカスタードプリンが運ばれてきた。商品名でいうと「プリン王」。同時に「ごめんね、これから銀行に行ってくるで、ちょっと待ってて! 10分! 10分で戻ってくるでね!」と言って、こちらがええっと驚いているうちに店から飛び出して行った。
その間に友人が注文を見ていると、プリンだけではなく、ごはんメニューも発見し「これ見て。ピラフの種類のなかに焼きそば、って書いてある。どういうことかな?」と言い出したので、ひとしきり盛り上がっていると、伊藤さんも帰ってみえた。

お金を支払い、出て行こうとすると「ありがとうございます! これで最後のおまけだでね!」と、再びとびきりの笑顔でアイス最中を手渡された。プリン、プリン、アイス最中。
営業時間は不定休で朝5時から夕方5時まで。起床時間は朝3時とのこと。ツッコミどころ満載。スーパー元気な伊藤さんに会うと、こちらも元気がモリモリ湧いて来るので、ぜひ訪れてみてください。

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